ローカルインタープリター育成事業「にしかんローカリストカレッジ」始動
にしかんエリアを舞台に、「地域を俯瞰し魅力の発見・編集・発信ができる実践者(ローカリスト)の養成」を目的とした育成事業「にしかんローカリストカレッジ」がスタートします。
「ローカリストカレッジ」は2018年、新潟県燕三条エリアからスタートした新たなローカリスト育成の場。
燕三条エリアでは、ものづくりの街としての背景と地域を取り巻く様々な課題、そして地域のインナーコミュニケーションを可視化しつつローカリスト自身が感じた思いを言語化し、地域未来へ向けたメッセージを共有するというプログラムを開催しました。
そして、今年度は舞台を「にしかん」エリアへ移します。
今回のテーマは「地域商品の発掘」。
これは、ローカリスト自身がインタープリターとして発信することで、どのような波及効果を生み出せるか。
そのために必要な地域振興の先行事例、企画のつくり方、ライティング、情報発信などを講師から学び、フィールドワークで実際に地域を歩き、交流を通じて地域の魅力を発信していく手腕を学んでいきます。
今回のカリキュラムは、関わった皆さんや地域の皆さんのこの先の働き方、暮らし方にもつながる、とても実践的なテーマです。
そして、地方都市どこにでもあてはまる内容ではないでしょうか。
9月からの開催を前にまずは、受講生6名を公募したいと思います。
今回実施するにあたり様々な大人たちが協力してくれていること、「にしかん」という地域に思いを重ねてくれていることを感じずにはいられません。それだけ、地域における共通言語を持ちながら協働する若手の育成には、未来がかかっているのだと思います。
地域でのフィールドワークを通した実践的な学びの場です。
地域のことは地域で学ぶ。
たくさんのご応募お待ちしています!
◯今後のカリキュラム予定
【開催日程/全5回開催】
第一回:2019年9月18日(水) ライティングセミナー
第二回:10月中旬開催予定 にしかん取材体験 vol.1
第三回:11月下旬開催予定 にしかん取材体験 vol.2/経過報告会
第四回:12月初旬開催予定 四国視察研修
第五回:2022年1月開催予定 成果発表シンポジウム
「にしかんローカリストカレッジ」では、ライティング・編集・発信・ファシリテーション・プランニング等、多方面にわたり活躍する方々を講師陣としてお迎えします。
------------------------------------------------
【ゲスト講師】
◯ 笹川 かおり (元ハフポスト日本版副編集長、フリーランスエディター)
出版社にて、コミックエッセイ、小説、ビジネス書、実用書など様々な書籍を手がける。2013年、ハフポスト日本版の立ち上げに参画。ライフスタイル編集長、副編集長、ブランド・マネジャーを歴任後、2019年2月よりフリーランスとして活動の幅を広げている。働きかた、ジェンダー、LGBTQのほか、ライフスタイル領域の記事を執筆、イベントを企画。
◯ 坂口 祐 (物語を届けるしごと、デザイナー、フォトグラファー)
2010年に四国に移住、経済産業省四国経済産業局にてウェブマガジン『四国びと』を担当。2014年に独立し食材が届く情報誌『四国食べる通信』や雑誌『せとうち暮らし』に関わる。徳島県唯一の村、佐那河内村の農産品のブランディングを手がけ、季刊誌『さなのごちそう便り』編集長も務める。
◯ 石原 藍 (フリーライター)
フリーランスライター兼プランナー。2004年早稲田大学人間科学部卒業。大阪、東京、名古屋と都市部での暮らしを経て、2014年から福井に拠点を移す。地域コミュニティ、ものづくり、移住をテーマに各地を取材し、Webや書籍、広報物の執筆を手がける。「さんち~工芸と探訪~」「未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクト」「XSCHOOL / XSTUDIO」など。
◯ 山本 一輝 (Idea partners 代表/プランニングディレクター)
仕事の傍ら、プロボノとしてまちづくり活動や被災地域の若者のキャリア教育に参画。 現在は教育、人材育成と持続可能なまちづくりをテーマに、企業・学校・NPOのパートナーとして活動。人材育成や教育の企画監修やプログラムデザイン、キャリアに関する研修・講演、地域振興企画のプランニング、ファシリテーションなど幅広い分野で、各地で活動中。
------------------------------------------------